太田記念美術館
月岡芳年が描いた浮世絵が登場する記事をまとめました。
江戸の地形や土木事業について紹介した記事をまとめました。
こちらの美人画。作者は歌川国貞です。雪が降りしきる中、3人の美女たちが、傘をさしたり、お盆に載せた料理を運んだりしています。左側にある建物を訪問するところなので…
お正月の朝、早起きして初日の出を拝もうという気持ちはあっても、実際にはなかなか布団から起き上がれないものですよね。そんな時のために、浮世絵に描かれた初日の出をご…
雪景色を描くのがもっとも上手い浮世絵師は誰かかと問われれば、やはり歌川広重が筆頭にあげられるでしょう。しかも、ただ単に雪景色をたくさん描いているだけでなく、その…
年の暮れ、大掃除に追われているご家庭も多いかと思いますが、実は、人間の世界だけでなく、動物の世界も大掃除で大忙しです。こちらは、歌川国芳の門人である歌川芳艶が描…
もうすぐ2020年もおしまいです。今年はコロナで臨時休館を余儀なくされたため、太田記念美術館では、ツイッターでの情報発信にこれまで以上の力を入れてきました。おかげさ…
もうすぐ2021年。干支は丑です。そこで、浮世絵に描かれた牛たちをご紹介しましょう。 まずは二代歌川広重の「東都三十六景 高輪海岸」です。場所は、現在の東京都港区高…
2020年12月31日 10:09
こちらの美人画。作者は歌川国貞です。雪が降りしきる中、3人の美女たちが、傘をさしたり、お盆に載せた料理を運んだりしています。左側にある建物を訪問するところなのでしょう。これだけ見れば、ごくありふれた雪の日のワンシーンです。ここで題名を見てみましょう。「玄徳風説訪孔明 見立」と記されています。すなわち、『三国志演義』の劉備玄徳が、風と雪の中、諸葛亮孔明を訪れる場面であるというのです。劉備玄徳
2020年12月30日 17:10
お正月の朝、早起きして初日の出を拝もうという気持ちはあっても、実際にはなかなか布団から起き上がれないものですよね。そんな時のために、浮世絵に描かれた初日の出をご用意しました。まずは歌川広重の「江戸名所 洲崎はつ日の出」。辺り一面は雪景色。昨晩は雪が降ったのでしょうか。しかし元旦の早朝にはすっかり晴れたようで、ご覧のように、初日の出がきれいに見えます。女性たちも頭巾を巻いて、防寒対策をしっか
2020年12月28日 17:37
雪景色を描くのがもっとも上手い浮世絵師は誰かかと問われれば、やはり歌川広重が筆頭にあげられるでしょう。しかも、ただ単に雪景色をたくさん描いているだけでなく、その構図は作品によってさまざまに工夫が凝らされています。そこで、広重の雪の浮世絵から、傑作の4点を筆者の個人的な好みで選んでみました。あなたはどの雪景色が一番好きですか?※記事の最後に人気投票結果があります。かなりの接戦になっていますので、
2020年12月27日 23:04
年の暮れ、大掃除に追われているご家庭も多いかと思いますが、実は、人間の世界だけでなく、動物の世界も大掃除で大忙しです。こちらは、歌川国芳の門人である歌川芳艶が描いた「獣すすはきのず」。いろいろな動物たちが協力しながら、みんなで大掃除をしています。「煤掃き(すすはき)」あるいは「煤払い(すすはらい)」とは、新年を迎える準備として、家の中に溜まったすすやほこりを払う行事のこと。江戸時代では12月下
2020年12月27日 13:51
もうすぐ2020年もおしまいです。今年はコロナで臨時休館を余儀なくされたため、太田記念美術館では、ツイッターでの情報発信にこれまで以上の力を入れてきました。おかげさまで、大勢の方々にリツイートやいいねをしていただきました。そこで2020年、太田記念美術館が発信したツイートの中から、「いいね」の数が多かったツイートを、ベストテン形式で発表したいと思います。まずは第10位から。第10位 鈴木春
2020年12月26日 20:02
もうすぐ2021年。干支は丑です。そこで、浮世絵に描かれた牛たちをご紹介しましょう。まずは二代歌川広重の「東都三十六景 高輪海岸」です。場所は、現在の東京都港区高輪。JR山手線の高輪ゲートウェイ駅近くです。まだ埋め立てが行われていなかったため、目の前には江戸湾が広がっていました。外国船や台場も見えます。高輪にはたくさんの牛がおり、高輪牛町と通称される場所もありました。19世紀前半に刊行され