桜が満開の季節です。浮世絵には桜を描いた作品がいくつもありますが、その制作数がもっとも多いのが、風景画の名手である歌川広重です。広重の最晩年の代表作「名所江戸百…
桜が満開の季節。実際の桜を目の前にしながら、食事やお酒を楽しみたいとは思いつつも、新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない状況では、宴会はなかなか難しいところで…
浮世絵に描かれた夜の風景。空を見てみると、月が輝いていることは多いのですが、星を見かけることはあまりありません。そんな中、あえていろいろな浮世絵師たちが描いた星…
浮世絵版画には、いろいろな文字が書き込まれています。たとえば、こちらの歌川国貞「二十四好今様美人 甘い物好」を見てみますと、画面のいたる所に文字が散らばっていま…
浮世絵師が絵を描くのは、版画や掛軸だけではありません。たとえば葛飾北斎であれば、祭屋台の天井に波の絵や、幟(のぼり)に鍾馗(しょうき)の絵、さらには、提灯に龍の…