太田記念美術館
月岡芳年が描いた浮世絵が登場する記事をまとめました。
江戸の地形や土木事業について紹介した記事をまとめました。
漫画『鬼滅の刃』では、人間を襲う鬼が登場し、主人公・竈門炭治郎の妹である禰󠄀豆子も鬼と化してしまいます。『鬼滅の刃』は大正時代の物語ですが、幕末にも人間を食べる…
絵師が火災現場で燃える炎を観察していた話といえば、鎌倉時代初期に成立した説話集『宇治拾遺物語』に収められた「絵仏師良秀」を思い出す方が多いのではないでしょうか。…
河鍋暁斎の絵には、骸骨がしばしば登場します。骸骨は骨だけの姿ですので、本来であれば不気味な存在のはずですが、暁斎の骸骨たちには怖さというものがまったくありません…
カエルが好きな絵師と言えば、自分のお墓にカエルの形の石を選んだ河鍋暁斎。 暁斎の絵本には、リアルなカエルから、人間さながらの動きをするカエルまで、さまざまなカエ…
2021年11月28日 15:58
漫画『鬼滅の刃』では、人間を襲う鬼が登場し、主人公・竈門炭治郎の妹である禰󠄀豆子も鬼と化してしまいます。『鬼滅の刃』は大正時代の物語ですが、幕末にも人間を食べる鬼娘がいたという噂話が伝わっています。こちらは重丸という浮世絵師による「鬼娘退治」という作品です。画面の中央には、赤ん坊を口にくわえている女性がいます。女性の口は血で染まり、赤ん坊もぐったりしています。頭には2本の角が生え、まさし
2021年11月23日 00:58
絵師が火災現場で燃える炎を観察していた話といえば、鎌倉時代初期に成立した説話集『宇治拾遺物語』に収められた「絵仏師良秀」を思い出す方が多いのではないでしょうか。仏画を描く絵師であった良秀。ある日、自分の家が火災に見舞われてしまいます。良秀は家の外へ逃げ出しますが、家の中にはまだ妻や子どもが取り残されていました。しかし良秀は、家が燃え落ちる様子をじっと眺め、うなずいたり、時には笑ったりしていまし
2021年11月14日 02:15
河鍋暁斎の絵には、骸骨がしばしば登場します。骸骨は骨だけの姿ですので、本来であれば不気味な存在のはずですが、暁斎の骸骨たちには怖さというものがまったくありません。それどころか、生きている人間たちよりも生を謳歌しているようで、とても楽しそうです。今回は暁斎の骸骨の作例として、『暁斎漫画』という絵本に描かれた1図をじっくりと見ていくことにしましょう。こちらが『暁斎漫画』のうちの1図。『暁斎漫画
2021年11月6日 16:53
カエルが好きな絵師と言えば、自分のお墓にカエルの形の石を選んだ河鍋暁斎。暁斎の絵本には、リアルなカエルから、人間さながらの動きをするカエルまで、さまざまなカエルたちが登場します。では、他の絵師たちはどのようにカエルを描いているのでしょうか。今回は、浮世絵に描かれたカエルたちをご紹介しましょう。まずは河鍋暁斎以上に、数多くの絵本を制作した葛飾北斎。その代表作である『北斎漫画』の初編には、