太田記念美術館

東京・原宿にある浮世絵専門の私立美術館です。1980年開館。コレクションは約1万500…

太田記念美術館

東京・原宿にある浮世絵専門の私立美術館です。1980年開館。コレクションは約1万5000点。浮世絵の楽しさを皆さまにお届けします。表記がない画像は太田記念美術館の所蔵。公式サイトは http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

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葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は「三十六景」ではなくて「四十六景」という話

葛飾北斎の代表作である「冨嶽三十六景」。題名が「三十六景」となっていますので、全部で36点からなるシリーズと思われがちなのですが、実は36点ではなく、46点が確認され…

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虎子石さんぽ 大磯をぶらぶら

東海道の宿場である大磯。「曽我物語」で有名な曽我十郎の恋人である大磯の虎(虎御前)や、彼女が大事にしていた虎子石にもゆかりの深い町でもあります。虎子石について詳…

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【オンライン展覧会】「北斎とライバルたち」(通期)

太田記念美術館にて、2022年4月22日~6月26日開催の「北斎とライバルたち」のオンライン展覧会です。 画像をクリックすると、より大きなサイズでご覧いただけますので、美…

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葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は「三十六景」ではなくて「四十六景」という話

葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は「三十六景」ではなくて「四十六景」という話

葛飾北斎の代表作である「冨嶽三十六景」。題名が「三十六景」となっていますので、全部で36点からなるシリーズと思われがちなのですが、実は36点ではなく、46点が確認されています。

なぜ、36点ではなく、10点も多いのでしょうか?

その理由は非常にシンプルで、「冨嶽三十六景」の売れ行きが好調だったため、追加で出版されることになったのです。こちらが追加された10点。浮世絵好きの間では「裏富士」と通称

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虎子石さんぽ 大磯をぶらぶら

虎子石さんぽ 大磯をぶらぶら

東海道の宿場である大磯。「曽我物語」で有名な曽我十郎の恋人である大磯の虎(虎御前)や、彼女が大事にしていた虎子石にもゆかりの深い町でもあります。虎子石について詳しくはこちらの記事をどうぞ。

昨年、フェリシモさんよりぬいぐるみも発売されています。

さて、虎子石のぬいぐるみが先日、自らのルーツである大磯の町をぶらぶらとお散歩してきたようですので、その様子をお伝えします。

美術館のある原宿から品川

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【オンライン展覧会】「北斎とライバルたち」(通期)

【オンライン展覧会】「北斎とライバルたち」(通期)

太田記念美術館にて、2022年4月22日~6月26日開催の「北斎とライバルたち」のオンライン展覧会です。

画像をクリックすると、より大きなサイズでご覧いただけますので、美術館で実物をご覧いただくような感じでお楽しみいただけます。
オンライン展覧会の入館料は1800円です。無料公開の下にある「記事を購入する」をクリックしてご購入ください。一度記事をご購入されると無期限でご覧いただけます。
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